気は風にそよぎ

火は熱く燃える

土は大地のいとなみを休むことなく続け

金は鋭く研ぎ澄まされ

水は静かに「枡」をたたえる

はじめに

気学では気はその作用の違いによって九種に分けられ、しかもその都度それが存在する方向を異にすると考えます。そして、木・火・土・金・水の五行の論理を背景にして一白水星・二黒土星・三碧木星・白緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星とされ、さらにこれが日常生活の法則性である暦の四季や十干・十二支と結びつくところに気学は成立しています。

たとえば、自然現象界において春の若芽が次第に青葉になり、晩春から初夏にかけて葉の緑は一段と濃さを増していたものが、秋ともなれば紅葉となっていく現象や、その都度の空気の寒暖などを通じて、私達は季節の移り変わりの気配とそれを実現する自然の力を知ること、つまり大気の働きの存在を知ることができるのです。

社会事象から自然現象まで、地上の万物は全て太陽に由来する天の気と大地の気からなる大気現象と大地に生きる人間、そして、社会現象をはじめ、すべてが「気」の作用のもとにあるのです。つまり出生と同時に体内に気を吸い込むことによって、人間もまた大気現象の主体である気の影響をうけるのです。

十干・十二支など現実世界の時空間を貫き、易や五行などの論理を含んだ自然学かつ哲学的なスケールの大きい運命学であり、その論理は人間と自然界とを包含する九種の気とその特徴は八方位・中央によって作用が異なるということなのです。気学は、九種の気が位置する本来の方位と年々歳々遁行する方位との重層的な関係(これを同会法・被同会法という)をみることによって、方位の吉凶、運気の強弱などを解析していくのです。

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